１．成績考課
職務基準を視聴率を上げることと考えれば、視聴率は１３％〜１５％を維持しており期待通り。
この時間のニュース番組としては高いほうであるが、このくらいの数字を期待して今年１月に復帰している。（復帰させている）
２．情意考課
口ひげが似合わないとか、ネクタイをしていないとかいろいろな意見はあるがこれらは業務に関係ないので評価にも関係しない。
テレビである以上見た目がイメージダウンにつながるともいえるが、イメージはその人の感覚で決まり評価はできない。したがって、規律性は特に問題なかったＢと評価する。
番組の特徴作りと庶民受けを狙って、時の権力者に対して批判的なコメントが多いが、これは権力に屈することなく目標達成に向けた姿勢であり、責任性はＡとする。
女性アナウンサーやお天気キャスターの対応について、相手によってそっけないときと、やさしくフォローするときがあり、協調性はＣと評価する。
協調性は組織目標達成のために協力（フォロー）することであって、相手によって協力したりしなかったりするのは協調性がないといえる。
積極性については、昨年の休養から復帰したときに、あえてリスクを背負って、スタジオを全面改装したり、金曜のスポーツに真中を抜擢するなど（抜擢を承認）するなど、冒険的行動があったのでＡと判断する。
３．能力考課
放送内容が左に偏向しているとの批判もあるが、これは番組の問題でありニュースキャスター個人の判断とはいえないので、判断力は標準Ｂとする。
逆に、番組の趣旨を汲み取り効果的な工夫により、視聴者にそのような印象を与えることに成功しているので企画力はＡと評価する。
折衝力については、結論まで言わないで最後の部分を視聴者に推測させることでより印象を与える手法は効果的であり、話のプロの基準でみてもＡと判断できる。
４．ウエイト
特に勝敗があるわけではないので、成績20％、情意40％、能力40％とする。
５．結論
総合評価６６点、申し分ないＡと評価できる。
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