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      言いたい放題 31  
    151.パレートの法則  
     パレートの法則とは、全体の8割の数値は全体を構成する2割の要素が生み出しているという法則である。2・8の法則、20対80の法則ともいう。

 イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートは、19世紀のイギリスにおける所得と資産の分布を調査した結果、わずか20%の人達に資産総額の80%が集中していたという事実を発見した。そして、この不均衡のパターンは一貫して繰り返し表れることも発見した。

・ 売り上げの8割は全顧客の2割が生み出している。
・ 売り上げの8割は、全社員の内2割の社員の働きに由って得られる。
・ 仕事の成果の8割は、費やした時間全体の内2割である。
・ 故障の8割は、全部品の内2割に原因がある。
・ 所得税の8割は、課税対象者の2割が払う。など

 これらのことから言えるのは
@ 能力の平均水準を上げるのではなく、パワーは一点に集中する。
A 重要な分野においては、20%の努力が結果の80%につながるように仕向けていく。
B 多くの分野で平均点を取るのではなく、1つの分野で突出した成績を上げるようにする。

  というようなことである。

 

 
    152.ピーターの法則  
      「階層社会にあっては、その構成員は(各自の力量に応じて)それぞれ無能のレベルに達する傾向がある。」と言うことである。 簡単に言うと、「階層社会では、昇進・昇格を繰り返し、その人が平均的(無能)となるような管理層に落ち着く」ということである。

 例えば、ある会社では、一般社員が一般として優秀で、係長に昇進する。
その係長がさらに優秀であれば、課長に昇進するが、係長の中で優秀でなければ、昇進しない。 昇進した課長が、課長の中で優秀であれば、部長に昇進するが、課長の中で優秀でなければ、昇進しない。
すなわち、今の係長は一般職として優秀であったが、係長としては優秀でない人(無能)がやっていることになり、今の課長は部長に昇進できない人(無能)がやっていることになる。

 最初は「優秀な一般社員」だったのが、いつのまにか「平均的な」や「無能な」という段階に陥ってしまうということである。
 
さらに 「時がたつに従って、階層社会のすべてのポストは、その責任を全うしえない従業員によって占められるようになる傾向がある」とも言っている。

「ピーターの法則−<創造的>無能のすすめ−」(ローレンス・J・ピーター/レイモンド・ハル著、田中融二訳、ダイヤモンド社)より

 
 
    153.パーキンソンの法則  
     パーキンソンの法則とは、「役人の数は仕事の量に関係なく一定の割合で増えていく。そして拡大は複雑化を意味し、複雑化は腐敗を意味する。」というもので、イギリス人のパーキンソンが、イギリスの実例から発見し、1955年にエコノミスト紙に発表した。

・ 役人は部下を増やすことに熱中し、お互いのために仕事を作るから、仕事の重要さとは無関係に役人が増えてしまう。

・ 人数が増えてくると、互いに仕事をつくり合い、最初はひとりでできた仕事も、どんどん雪だるまのように増えていって、それでどんどん忙しくなる。

・ 人がいることが新たな仕事を生み、管理組織が限りなく肥大化する。

・ 説明用に紙の山を作り、調整のための会議が延々と続く。

 これは一般企業でも同じ事、どこかに歯止めが働かないとムダな人員が多くなる。

 

 
    154.ムーアの法則  
     ムーアの法則とは、「半導体素子に集積されるトランジスタの数は、24ヶ月で倍増する」という経験則による半導体技術の進歩に関する予測である。

 インテルの創設者の一人であるゴードン・ムーアが1965年に考案し発表した。 この法則は科学的根拠のある技術的法則ではないが、半導体業界は、この法則を自己実現的予言としてロードマップに利用してきた。

 グロッシュの法則は、コンピューターの性能に関する法則であり、「コンピューターの性能は価格の2乗に比例する。」というものである。 例えば50000円のコンピューターと100000円のコンピューターの性能比は25対100になり、価格差は2倍でも性能差は4倍になる。 コンピューターは高い物を買った方が得であるという法則。ハーバート・グロッシュによって1940年代に提唱された。

 ビル・ジョイの法則は、アメリカのコンピュータ技術者ビル・ジョイが提唱した、通信に関する法則であり、「通信網の費用比性能は1年で倍になる。通信網の性能比費用は1年で半分になる。」というもの。

 メトカーフの法則は、通信網に関する法則であり、「通信網の価値は利用者数の二乗に比例する。また、通信網の価格は利用者数に比例する。」というものである。 例えば通信網に対し現在の3倍の費用をかけると(利用者を3倍にすると)、その通信網の価値は9倍になるという考え方。

 

 

 
    155.マクドナルド賃金未払い  
     日本マクドナルドHDは、1日、アルバイトの勤務時間と社員の時間外勤務について、これまで30分未満の部分を切り捨てて計算し、その分の賃金を支払っていなかったと発表した。同社はアルバイトや社員約10万人に、過去2年間分の未払い分を返還するそうである。

 厚生労働省は月間の総労働時間全体から30分未満の部分の切り捨ては認めているが、同社は毎日の労働時間から30分未満の分を切り捨てていたとのことである。

● 労働時間と割増端数処理について

 労働時間は、それがたとえ1分であれ労働時間として計算することになっているが、以下の場合は、「これを、違反として取り扱わない」としている。(昭和63.3.14基発150号)

@ 1ヶ月における時間外労働、休日労働及び深夜業の各々の時間数の合計に1時間未満の端数がある場合に、30分未満の端数を切り捨て、それ以上を1時間に切り上げること。

A 1時間当たりの賃金額及び割増賃金額に円未満の端数が生じた場合、50銭未満の端数を切り捨て、それ以上を1円に切り上げること。

B 1ヶ月における時間外労働、休日労働、深夜業の各々の割増賃金の総額に1円未満の端数が生じた場合に、Aと同様に処理すること。

○ 1日を単位に、30分未満の端数を切り捨て、それ以上を1時間に切り上げることは違法となる。

 ○ 労働者に必ず有利になるケースを除いては1日単位でこのような切り捨て、切り上げをするのは認められない。

 

 
    155−2.RSSとは  
     RSSとは、ニュースやブログなどの最新記事の概要をまとめた規格ファイルのことで、RSSに対応したサイトに置かれています。

 RSSリーダーとは、このファイルを一斉に自動的に集めてくることのできるソフトのことです。

 RSSリーダーを使うと、サイトの更新時刻や、見出しの一覧を取得できるため、わざわざHPを巡回しなくても、更新情報がわかります。

 このホームページはRSS対応サイトです。

 RSSリーダーはgooなどで、無料で配布されています。